先日海外テニス観戦初挑戦した中で、心の壁を乗り越えた発見やトラブルがありました。
たった1日の観戦でしたが、大人でもちょっとした成長を感じましたので私の体験談を共有させていただきます。
KOREA OPENは観戦ビギナーはじめの一歩におすすめです。
★こんな人に読んでほしい
・旅行の目的を探している方
・人生変わらずモヤモヤしている方
・いつかテニスの四大大会観戦に挑戦したい方
目次
0)KoreaOpenに行った目的
・四大大会に行きたいけど勇気がなかった。
・韓国でテニスが流行しているのは本当なのか確認したかった。
・韓国テニスのおしゃれな世界観に浸ってテニスを楽しみたかった。
1)同調圧力の壁:スコートを履くのって抵抗ありませんか。
テニスルックな私ドヤな韓国ガール達
KoreOpenTennisの会場では、テニスのスコートやミニワンピを私服として楽しんできている韓国人女性の観客が多数で驚きました。
日本では強い選手が試合で着ることしか許されていない風潮がありますよね。スコートを履いている人がいても、足をレギンスで隠すマラソンスタイル。日本でスコートを履くのは割と抵抗があると思います。
一方、韓国の女性たちは割と体型も関係なくスコートを堂々と履いているのです。今日絶対テニス観戦だけでテニスしないであろうに!アイスアメリカーノ片手にサンバイザーを被り、スコートを翻して歩く。「超テニスルックな私可愛いやろ?どや?」ってな具合です。ほんまこう思いましたわ・・・
うん!超可愛いーー!!
韓国人女性達は当たり前に着こなしているから、一周回ってスコート本来の健康的で上品な姿なんです。テニスウェアそのものを愛し楽しんでいる雰囲気が無茶苦茶羨ましかったです。
お店でスコート可愛いいけど、いつ着るの?着る人いるの?ってずっと疑問だったんですよ。
なるほど!私服でも着れたら買っちゃうよねと理解できました。
ほんとスコートって女の子を可愛いくする!
写真は女優のパクミニョンさんです。
こんなイメージの方がKoreaOpenにはたくさん会場にいたんです。
決意表明 「私スコート履きます。」
私はスコートを履いてテニスすることを決意しました。
1年後の誕生日にwww
正直、まだはける自信はないですけど、テニスコートで見た韓国人女性達みたいにテニスファッションを楽しみたいです!
テニスが弱くったて、痩せなくても1年後スコートを履いてテニスし、街を歩きます。
ここに宣言します。宣言しちゃったぞ!絶対やりますよ〜〜!
2)言葉の壁:外国の人と会話はできれば避けたいけどチケットは欲しい。
カタコトが通じた時の快感!!
窓口のお姉さんが英語とカタコトの日本語を交えて丁寧に対応くださいました。
お互い一生懸命カタコトで喋ったので、窓口のお姉さんとは絆が生まれた気がします。
”当日券は明日もある”ということを窓口のお姉さんが必死に日本語で伝えようとしてくださった結果、、
「俺たちは明日もここで待ってる」
とイケメン風口調で言われた時はときめきました。どこで習ったそんな日本語・・ww
私たちは窓口のお姉さんが大好きになりました。
現地の方との交流も旅の醍醐味ですね。韓国でテニスを見たい日本人がいるということは現地の人に伝わったでしょう。そしてこのイケメンお姉さんのことを一生忘れません。
3)自己主張の壁:大トラブル発生!座席がありましぇん
発券ミス、席が立ち入り禁止エリアに!?
「俺たちはここで待ってる」のお姉さんが発券してくれたチケットの席番を探しますが・・・立ち入り禁止のテープエリアに購入した席があるではありませんか。
テープを乗り越えて着席できない雰囲気だったので、ひとまず近くの空いている席へ避難。後から誰か来ないか、トラブルにならないか気が気じゃなかったです。
でもどうしていいかわからず観戦を続けること30分・・・
救世主、大会オンマスタッフ参上
どっからどう見ても仕事ができそうで頼れそうな「お母さん」=(韓国語で”オンマ”)のスタッフが私の座席シート列番号を連呼し現れました!
私の席の周りには実は同じ境遇の方がたくさんいたようで、どっとオンマに群がります。
席番号・携帯番号と名前を尋ねられ、席を変えてもらえるようでひと安心。
なんとかなるもんですね!!ありがとう!オンマ!
VIP席へグレードアップ(無料)!!!
ショートメッセージが入り、「VIP席に変えます。この番号xxxxへ移動してください。」とメールが!まさか、VIP席に座れることになりました!異国に来て発券ミスでVIP席へのアップグレードとは運が強すぎる・・・。
警備員との戦い 「THIS IS MY SEAT!!」
VIP席をゲットしたものの、リストバンドの色が当初購入したA席の緑色のままだったため警備員からVIP席に無断で座るな!と再三注意を受けます。「This is my sheat!」ととにかく英語で説明したり携帯の画面を見せるのですが、その後何度も注意を受けます。周りの韓国人の人もリストバンドを指差し笑顔の忠告しながら私たちにアドバイスを言ってきます。あの外国人わかっていないな〜という雰囲気。軍隊上がりの屈強な警備員に我々ジャパニーズはどう主張をのんでもらうか。。舐められたらあかんジャパニーズ!
私はVIP席の正式な権利があるにも関わらずないと勘違いされることに腹が立ってきましたのでVIP紫色のリストバンドを手に入れるため席から一度旅立つことを決意。
欲すれば、与えられん
VIP席は専用の入り口があるということで、そこに行けば事情を知っている大会運営者がいると思いテニス観戦を中断して向かいました。
VIP席入り口へ行こうとしましたが、間違って大会関係者入り口に突入しようとしてしまいスタッフに止められました。ああ、またやらかした!と思った時・・
私たちを止めたスタッフの隣に大量の紫VIPリストバンドを持ったオンマ2号が・・!!!なんと、そのオンマ2号は発券ミスでVIPへアップグレードした人にリストバンドを配ろうと私たちを探していたのです。私たちは韓国語のリストバンド交換のアナウンスを聞き逃していたのかもしれません。とにかくお互い探してたーー!!会いたかったよーー!!という感じで話は早く、ショートメッセージを見せてすぐに紫のリストバンドをいただきました。
諦めないでできることを探せば、道はVIP席に通じる
割と人間日々の生活諦めがちです。疲れますしね。
今回VIP席のリストまで手に入れた過程で、小さくてもできることにトライしたら、欲しいものが手に入るのだということを実感しました。
海外旅行中の観戦で追い込まれていたのも良かったかもしれません。
4)コミュ障の壁:憧れの人に会えた時、あなたは話しかけられますか?
皆様に、憧れの大スターはいますか?今の野球少年は大谷翔平選手でしょうか。
私にとってそれは、
伊達公子様です。
父が伊達公子さんの得意技のライジングショットを小さい頃私に覚えさせてくれました。
伊達公子様は日本人選手の応援に来るのではと予想していたのですが、本当に日比野選手の試合開始途中でいらっしゃいました。なんと我々の数列後ろに御着席・・・!私は大好きな憧れの人に30年越しであったため振り返ることもできず。
観戦中も声をかけるか、いや、かけてはダメだなどとぐるぐる考えを巡らせます。
しかし試合後すぐに観客席からいらっしゃらなくなりました。
あっけなく終わった初恋のようでした。
そう人生こんなものなのです。会えただけで良かったとしましょう。
が、会場を出たら伊達様の後ろ姿が・・・!!
人に声をかけられない人生が終わる
私は普段自分から人に話しかけるのが苦手なタイプです。
しかし、このまま恥ずかしがって声をかけられなかったら、いつまでも人生変わらないぞ、一生後悔して終わるかもと悲しくなりました。
VIPリストバンド効果なのか、韓国効果なのか、伊達様に向かってダッシュしている自分がいました。
「お忙しいところすみません写真撮っていただけませんでしょうか?」
言えた・・・!!!快く写真を撮っていただきました。本当にありがとうございます!!
伊達さんと撮ってもらった写真は人生の宝物です。
サインにトライして殻を破ろう
テニスの試合ではテニス選手がファンサービスの一環として写真撮影やサインに応じてくださいます。少し心理的ハードルは高く、状況に応じてもらえないこともありますが、トライしてみると例え無理でも一生の思い出となります。
ぜひ挑戦してみてください・・!人生の風向きが変わるかも!?
5)まとめ
いかがでいたでしょうか?
新しい挑戦をすると全く違う自分に出会う機会があります。
私は今回の韓国での観戦でトラブルや事件に遭遇する過程でたった1日で自身の4つの壁を乗り越えました。壁を1つずつ倒し、最終的に伊達公子様のお写真を撮ることができたのです。動けば欲しかったものが手に入るんですね。
韓国は近く、治安も良い観光客に慣れている国です。ぜひ、日本から近い海外でテニスを楽しむという新しい挑戦をされてはいかがでしょうか?あなたも新しい自分を発見しに行ってみてください。
Healthy Tennis Clubではおでかけをしてテニスを楽しもうというTENNIS LIFEを発信していきます。おすすめスポットがありましたら教えてください。